所在地 | 栃木県日光市 |
---|---|
構 造 | 木造 |
階 数 | 平屋建 |
建築面積 | 410.35㎡ |
延床面積 | 357.45㎡ |
設計期間 | 2022.2〜2022.10 |
工事期間 | 2022.10〜2023.5 |
構造設計 | (有)計画設計 |
施工 | 株式会社 中津工業 |
写真撮影 | (有)エネックス写真事務所 |
所在地 | 栃木県日光市 |
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構 造 | 木造 |
階 数 | 平屋建 |
建築面積 | 410.35㎡ |
延床面積 | 357.45㎡ |
設計期間 | 2022.2〜2022.10 |
工事期間 | 2022.10〜2023.5 |
構造設計 | (有)計画設計 |
施工 | 株式会社 中津工業 |
写真撮影 | (有)エネックス写真事務所 |
鹿沼市に本店を構える鹿沼相互信用金庫の北端の営業エリアとなる店舗である。建築地は、日光街道と例幣使街道が一つに交わる杉並木に囲われた旧今市地区にある。豊かな自然、歴史的社寺や温泉街と県内随一の観光地へ向かう分岐点で、合併して広域となった日光市の新市庁舎が出来たことにより、行政サービスや都市機能の充実が期待される地域である。地域に根ざした企業理念と環境配慮の観点から、構造は木造とし、鹿沼と日光産の建築材料(杉、桧、深岩石)や伝統工芸(鹿沼組子)を採用して、地域性を活かす計画とした。また、県立宇都宮工業高校が地元企業の協力を得て開発をした組子耐力壁は、耐震性と開放性が両立できる「魅せる耐力壁」として優れ、初の実用化を試み、店舗デザインに整合させた。リズミカルに配置させた柱梁や耐力壁は、癒しの木質空間を演出し、ガラス越しに印象的なファサードを造り出し、夕景は行燈のように通りを照らし街を彩るようにした。地域住民に親しまれるようなスケール感や、地元が誇る材料の地産地消を心掛け、信用金庫店舗が地域振興の一助となるよう目指した。